高いものだと３６万円！年会費の仕組みとは？

クレジットカードの提供するサービスを受ける為に、毎年支払う必要がある会費が年会費です。カード会社は、この年会費をカードに特典として付帯するサービスの提供や会員管理のためのコストとして利用されています。

では、年会費がかかる４パターンを見てみましょう

• 年会費無料
• 年会費初年度のみ無料
• 初年度無料・翌年度以降は条件付きで無料
• 年会費○○○○円

だいたい、この４つのパターンに分類されます。年会費無料のカードよりも有料のカードの方が付帯する特典サービスがいいですし、年会費3000円のカードよりも年会費20,000円のカードの方が手厚いサービスを受ける事ができます。

付帯保険で その差を見てみましょう

年会費無料のカードに付帯してくる保険だと【海外旅行保険】のみ利用付帯　【国内旅行保険】無しというのが、大体の定番ですが、年会費を支払っているカードだと【海外旅行保険・国内旅行保険】自動付帯となり、保証してくれる上限額も２倍以上になったりします。

さらに、年会費無料だと【死亡や後遺障害】の範囲のみ適用される条件が多いですが、年会費有料になると【疾病医療・携行品損害】など保険の適用範囲が広がってくるので手厚い特典を受ける事ができます。　特に海外で病気にかかって入院する事になってしまった場合などは治療費が莫大に掛かるので、年会費を払ってでも医療保険が付帯しているカードを選択した方が良いです。

カードのグレードによっても年会費の相場は変わります

また、クレジットカードのグレードによっても年会費は変わってきます。一般カード＜ゴールドカード＜プラチナカード だいたいこんな感じです。年会費も一般よりもゴールド、ゴールドよりもプラチナの順番に高くなってくるのですが、受けられるサービス違ってきます。　ゴールドカードでは空港ラウンジを利用する事ができて・プラチナカード以上になるとカードがレストランやホテルの予約をとってくれるコンシェルジュのような役割を果たしてくれるようになります。

このようにクレジットカードの年会費の多くの部分はカードに付帯させるサービスに費やされていて、クレジット会社の利益にはあまりなっていないようです。でも心配しないでくださいクレジットカード会社は利用額の数％を店舗から徴収しているので、潰れるなんて事はありません。

様々な年会費無料の条件

年会費無料と一言でいってもその種類は様々で、特定の条件を満たせば無料になるカードがあります。１番良くあるパターンが年間利用額が定められた額まで、達すると翌年度の年会費が無料となるケースです。REXカードなどは、年間５０万円の利用で翌年度の年会費が無料になります。

他にも、１回でもカードを利用すれば無料になる物・WEB明細やメールマガジンを受信するだけで無料になる物などがあります。リボ払いの設定をすれば年会費を優遇してくれるパターンも有りますが、その場合 、設定するだけでOKな物と実際にリボ払いを利用して手数料を発生させなくちゃいけない物があるので、要確認です。

ちなみに世界最高ランクのカードと言われている【アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード】の年会費は36万7500円になります。一般庶民の《お得マン》にとっては一生無縁のカードです。

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